アトピーでも皮膚科は卒業できるの?

【我が家の場合】アトピーの皮膚科通いを卒業!薬に頼らない健やかな肌を取り戻す方法

はじめまして。このページをご覧いただきありがとうございます。

現在、高校3年生の息子と中学3年生の娘を持つ母です。 私の息子は、帝王切開で未熟児として生まれ、小さな頃から多くの試練を乗り越えてきました。 ひどい乳児湿疹、予防接種の副反応、そして小麦アレルギー(2歳頃には食べられるようになりました)と、さまざまな体調不良に見舞われました。

終わりの見えない皮膚科通いと募る不安

1歳頃から、息子の口周りの皮膚が赤くなり始め、関節にはかゆみを伴う赤い湿疹が出始めました。すぐに皮膚科を受診すると、ステロイドと保湿剤、そして抗ヒスタミン剤が処方され、言われるがままに毎日朝晩塗布し、服用する日々が始まりました。

しかし、最初は口周りや関節だけだった湿疹は、目の周り、首、手、ひじ裏、ひざ裏、耳たぶの切れなど、あっという間に全身に広がっていきました。ステロイドを塗れば一時的に症状は治まるのですが、少し経つとすぐにぶり返す——。そんな繰り返しで、息子は1歳から6歳まで、皮膚科通いが続いたのです。

当時は、予約システムなどもまだ普及しておらず、小さい子どもを連れて混み合った待合室で1時間、2時間と待つことが日常でした。毎月の受診は私にとって大きなストレスであり、息子を見るたびに「かゆい、かいて!」と訴える声に、どうすればいいのか分からず途方に暮れていました。シーツには血が滲み、息子の手の指関節はあかぎれのようにパックリと開き、手を洗うたびに「痛い!」と叫ぶ姿に、本当にこのままで良いのかと悩み続けました。

さらに不安を煽ったのは、皮膚科の先生が徐々にステロイドのランクを上げていくことでした。 「ちゃんと塗ってる?」と医師に言われるたびに、「きちんとやっているのに、なぜ薬が強くなるのだろう?」という疑問と不信感が募っていきました。

「私がこの子を守るしかない」— 決意と行動の始まり

そんなある日、ステロイドを塗っている部分が毛深くなっていることに気づきました。皮膚科の先生に尋ねると「そんなわけない」と一蹴されましたが、実際に見て「あ、本当だ!」と驚かれたのです。この瞬間、「先生は薬の量を把握していなかった。今後『もうステロイドでは効きません』と言われる日が来るかもしれない」と強く感じました。

「先生はあてにならない。私がこの子を守るしかない」。その時、心底そう思ったのです。

実家の母に相談すると、漢方の先生を紹介してくれました。そこで衝撃的な一言を聞きます。 「ステロイドでアトピーは治らないよ」 そして、漢方の先生から食事と生活に関する具体的な指導を受け、免疫を正常にする漢方を飲み始めました。息子が年長になった春のことです。

私はすぐに皮膚科で処方された薬を一切やめました。1歳から6歳まで続いた皮膚科通いは、あっという間に終わりを告げました。

そこからは、自然療法について徹底的に学びました。マクロビオティックを3ヶ月実践し、免疫学や皮膚ケアについて学ぶために教室にも通いました。肌のケアと食事に注意を払う生活が始まったのです。

すると、どうでしょう。まず息子の指のあかぎれが消えたのです! この小さな変化に、私は心底感動しました。

忙しいママへ:私の経験が未来の希望に変わるために

今思えば、当時専業主婦だったからこそ、学ぶ時間や行動する手間をかけられたのだと思います。現在私はフルタイムで働いているので、働くママにそんな時間がないことは痛いほど分かっています。

だからこそ、私の試行錯誤し、戦って得た情報を、シンプルにポイント化して、皆さんに届けたいと思いました。皮膚科の待合室に並ぶ親子や、アトピーで苦しむ小さなお子さんを見るたびに、「教えてあげたい!」という気持ちが込み上げてくるのです。

私がこれからお伝えするポイントを押さえれば、忙しいママでもアトピーをコントロールできることを知ってほしいのです。

もちろん、脱ステロイド後は、息子の肌は何度も「大爆発」を繰り返し、ひどくなったり良くなったりを繰り返しました。首の皮膚がゾウのようにゴワゴワと固くなった時期もありました。

しかし、3ヶ月ほど経った頃から徐々に落ち着き始め、新しい皮膚が見えてきました。そして、半年後には、驚くほどきれいでプルプルの肌になったのです! 子どもの肌の回復力は本当に素晴らしいと実感しました。


結論:皮膚科は卒業できます!そして、それ以上のメリットが!

はっきり言います。 「皮膚科は卒業できます!」

混み合った待合室に行く必要もなくなり、ステロイドの「皮膚が薄く赤くなる」という副作用(時折、大人の方で赤い肌の方を見ると、ステロイドの長期使用によるものだと感じます)の心配もありません。

おかげさまで、今や息子は見た目にアトピーとは全く分かりません。普通のお肌です!

そして、娘もアトピー体質でしたが、特に何もせず、息子のケアを一緒にしているうちに、ひどかったひざ裏の湿疹もすっかり治ってしまいました。娘は一度も皮膚科にかからず、一度もステロイドを塗ることなく、きれいな肌を保っています。

アトピー改善がもたらす、想像以上の変化

アトピーの症状が抑えられると、肌がきれいになるだけでなく、他にも素晴らしい変化がたくさんありました。

  • 体が元気に!: あれほど頻繁に引いていた風邪を、全く引かなくなりました。
  • 集中力UP!: いつもキーキー言っていた息子が、物事に意欲的に取り組むように。
  • 成績向上!: 落ち着きがでて、集中力が上がり、成績も上がりました。
  • 穏やかな性格に!: 食生活の変化が大きく影響し、以前よりずっと穏やかになりました。
  • 自己回復力の向上!: ちょっと体調を崩してもすぐに立て直せるようになり、熱を出したり寝込むことがほとんどなくなりました(学校ではなんと皆勤賞という奇跡)。
  • 医療費の節約!: 医者いらず、薬いらずの生活で、医療費の心配がなくなりました。

そして、何よりの変化は、母である私自身が一番元気になったことです! 以前は風邪を引きやすく、産後も体調不良が続き、生理痛や冷えにも悩まされていました。しかし、息子のアトピーをきっかけに食事や生活習慣を見直した結果、風邪も引かず、生理痛もなくなり、体温も上がって、毎日朝から元気いっぱいに!

子どもは親に気づきを与えるためにやってくる、とよく言いますが、本当にその通りだと実感しています。健康のありがたさを知り、人生が大きく好転しました。


アトピーは「体の排泄」。未来の子どもたちのために今できること

子どもたちが大きくなった時に、「体がだるい」「かゆい」と苦しんでほしくはありません。自分の使命を果たすことができるよう、元気で健康な体をプレゼントしてあげたい。それができるのは、お母さんとお父さんだけです。

アトピーは「ぶり返す」という特徴があるため、長期戦を覚悟する必要があるかもしれません。しかし、未来の子どもたちの元気な姿を思い浮かべれば、今の苦労などミジンコくらいに感じられます。

日々、親の負担は大きいかもしれませんが、完璧を目指す必要はありません。 「ベスト」ではなく、「ベター」な選択を積み重ねていくことが大切です。

そして、この子どもの時期を逃すと、問題はさらに複雑化し、治りにくくなります。薬で抑えていては根本的な解決にはなりません。皮膚から排泄できるうちは、実は「チャンス」なのです!


アトピーの仕組みを知り、根本から体質改善を目指しましょう

アトピーという言葉は、ギリシャ語で「奇妙な」「とらえどころのない」という意味を持つそうです。まさにその名の通り、遺伝的要因や環境的要因が複雑に絡み合い発症するため、今のところ医学では完全な治療法がないとされています。

そして、驚かれるかもしれませんが、アトピー体質そのものは一生変わりません。 「え、治るんじゃないの?」と思われたかもしれませんね。私もそう思っていました。

アトピー体質は変わらなくても、症状が出ない状態を目指すことが、私たちの目標です。

皮膚から排泄しやすい体質であることに変わりはありませんが、アトピー肌の症状がない状態を維持することは可能です。実際、私の子どもたちは、たとえ生活が乱れてもすぐに立て直せるようになり、アトピー体質でも全くブレることがありません。

食事も今はポイントだけ抑えれば、お菓子も食べるし、外食もする、自由な生活を送っています。もちろん、抑えるべきポイントがずれるとアトピーが出てくる可能性はありますが、不思議と子どもたち自身が「今日はこれを食べよう」と自動的に調整するようになります。これも成長ですね!

小さいうちに肌から老廃物を出さないようにすることは、とても重要です。大人になってアトピーで苦しんでいる方を見ると、「教えてあげたい」という気持ちが込み上げます。

肌は「内臓の鏡」です。健康的な肌は、周りからの信頼にもつながるとさえ思います。 今、私の息子と娘は思春期を迎えていますが、見た目にはアトピーとは全く分かりません。ちょっと乾燥肌かな?たまに関節に赤いポツッと出ても、すぐに治まる程度です。

もちろん、皮膚科には全く行きません。行く必要さえ感じません。 自分でケアできる、自分でアトピーを出さないようにコントロールできる。この状態こそが最高の目標です。

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